生きているといろいろなことが起ります。そしていろいろな想いを感じます。わたしの音楽は、そんな毎日の中で生まれています。言葉にできない想い、忘れたくない出来事、守っていきたい夢・・・毎日のわたしの小さなドラマの中にはいつもピアノがあって、その「想い」を音楽にして弾いています。

 「どうしてピアノを弾くのか」「何を届けたいのか」「何のために音楽を作るのか」・・・この答えを探すためにわたしはコンサートを作り続けてきたような気がします。活動を続ける中で、ある時期から「テーマ」というものにとてもこだわるようになりました。それはその頃の自分の中心にある最も大切なことであり、日吉真澄という人間のすべてだったりします。新しいテーマを掲げコンサートをひとつひとつやり遂げる度に、この設問の答えはその都度見つかるのに、何故か終わりがありません。きっとこれからもその答えを探してわたしはピアノを弾き続けていくように思います。

 人生は、ずっと続く一本の長い道です。皆さんと同じように、わたしの道もまた今日も続いています。その道と共に「テーマ」も続いていきます。今まで掲げてきた幾つかのテーマのどれかひとつでも欠けていたら、きっと「今の音」はありませんでした。そして、絶対にこの順番で訪れない限り、やはり「今の自分」もなかったと思います。その時の精一杯の気持ちを込めて毎日テーマと向き合う・・・この積み重ねの上にわたしという人は生きています。今までわたしが歩いてきた音の道を知って頂けたら・・・そして、少しでも共感して頂けたら嬉しく思います。

 ここでは、今まで作ってきたコンサートの中で、特にこだわりを持ってやってきたコンサートのヒストリーを紹介します。



日吉 真澄
「あなたに贈るSound Art」
「薔薇の余韻」
「Liebe〜恋愛小説〜」
「Blue Dejavu」
「Contrast」
「Ki−Ray」
「Visitor」
「Pianist」
「25時のソネット」
「Wing」
「Dear」
「Fragrance」
「月に咲く花」
「Le Soir」
「Minstrel」
「Eternal Train」

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